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このスポットについて
津島神社は、愛知県津島市神明町にある神社です。全国に約3000社ある津島神社・天王社の総本社とされ、東海地方を中心に厚く信仰されてきました。主祭神は建速須佐之男命(スサノオ)で、大穴牟遅命(大国主)を相殿に祀っています。公式サイトでは「千四百年、祈りの本社」と紹介されています。
歴史をたどると、伝承では欽明天皇元年(540年)の創建とされますが、実際の創建時期は明らかではありません。12世紀の文献に名が見え、鎌倉から室町時代の鉄灯籠や梵鐘にも社名が刻まれています。近世以前は牛頭天王を祀る神社として知られ、織田氏や豊臣氏の庇護を受け、尾張藩からも神領や寄進米を受けました。御師による布教で信仰が広がり、明治の神仏分離で牛頭天王の名を外して津島神社と改称しました。1970年には近隣の民家からの出火が飛び火し、本殿の檜皮葺の屋根が焼けています。
見どころは、国の重要文化財に指定されている本殿と楼門です。本殿は1605年(慶長10年)に松平忠吉の妻が寄進したもので、「尾張造」の社殿として建築的にも貴重とされます。楼門は1591年(天正19年)に豊臣秀吉が寄進したと伝わります。境内には彌五郎殿社、八柱社、柏樹社、居森社など多くの摂社・末社があり、愛知県指定天然記念物のイチョウ2樹もあります。
毎年7月に行われる尾張津島天王祭は、車楽舟(だんぢり船)行事が国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。祭の日程は年によって異なるため、公式サイトで確認してください。
参拝時間は、御祈祷・授与所受付が平日9:00〜12:00と13:00〜16:00(7〜9月は15:30まで)、土日祝は9:00〜16:00です。拝観の所要時間は、境内を一巡して30分から1時間ほどです。近くの天王川公園は、かつて神社の前を流れた天王川の名残の丸池を中心にした公園で、あわせて散策できます。
アクセスは名鉄津島線・尾西線の津島駅から徒歩約15分で、駅から天王川公園方面へ進むと大きな鳥居が見えてきます。車の場合は国道155号から「津島神社北」交差点を右折し、約200mで境内西側の駐車場の入口です。
最終更新日 2026年10月27日
