東京都庭園美術館

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東京都庭園美術館

東京都庭園美術館は、東京都港区白金台にある美術館。1933年完成のアール・デコ様式の旧朝香宮邸を使い、国の重要文化財の本館と、日本庭園・西洋庭園・芝生広場の庭を楽しめる。

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このスポットについて

東京都庭園美術館は、東京都港区白金台にある都立の美術館で、1983年に開館しました。建物は「旧朝香宮邸」と呼ばれる本館で、朝香宮鳩彦王がパリ滞在のあと、約2年をかけて建てた邸宅です。1933年5月に完成し、1947年の皇籍離脱まで一家が暮らしました。邸宅の土地は1921年に允子妃へ下賜されたもので、近世には高松藩松平家の下屋敷でした。 邸宅の特徴は、1925年のパリ万国博覧会(アール・デコ博覧会)の影響を強く受けた内装です。建築設計は宮内省内匠寮が担当し、主要な部屋の内装基本設計をフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパンが手がけました。ガラス工芸家ルネ・ラリックの作品も多く使われており、壁面、照明器具、扉のエッチングガラス、ラジエーターの格子など、館内のあちこちでアール・デコの意匠を見られます。1階を接客の空間、2階を私室とし、私室をすべて洋間にした点も特色です。ラパンもラリックも来日せず、やりとりは船便で行われたとされています。 戦後の邸宅は、吉田茂の公邸として使われたのち、1950年に西武鉄道へ払い下げられ、1955年から白金プリンス迎賓館、1974年からはプリンスホテルの本社として使われました。1981年に東京都が取得し、1983年に美術館として公開されています。2011年から改修のため長期休館し、2018年3月21日に全面開館しました。1993年に東京都の有形文化財、2015年には本館・茶室・倉庫・自動車庫・正門などが国の重要文化財に指定されています。 庭園は、芝生広場、日本庭園、西洋庭園の3つのエリアからなり、季節ごとの花や緑を楽しめます。日本庭園には1938年に完成した茶室「光華」があります。庭園のみの入場もできますが、庭園のみの公開期間は本館と新館に入れません。鉄骨造2階建ての新館(管理棟)は、2015年度グッドデザイン賞を受賞しています。展覧会は会期ごとに変わるので、建物の内装を見たい人は公式サイトで会期を確かめて訪れてください。 所要時間は、展覧会と庭園を合わせて1時間半から2時間ほどが目安です。JR目黒駅から徒歩約7分、東京メトロ南北線・都営三田線の白金台駅から徒歩約6分です。隣には自然豊かな国立自然教育園があり、散策と合わせて回れます。

最終更新日 2026年10月26日

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