高台寺

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京都府京都市

高台寺

高台寺は、京都市東山区にある臨済宗建仁寺派の寺。豊臣秀吉の正室・北政所(高台院)が秀吉の菩提を弔うため1606年に開いた。国指定の名勝・史跡の庭園と、桃山の蒔絵で知られる。

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このスポットについて

高台寺は、京都市東山区の東山の麓、八坂神社から「ねねの道」を南へ進んだ先にある臨済宗建仁寺派の寺です。正式には鷲峰山(じゅぶさん)高台寿聖禅寺といい、本尊は釈迦如来です。豊臣秀吉の正室・北政所(高台院)が、亡き秀吉の菩提を弔うために建てた寺として知られています。

創建は慶長11年(1606年)です。高台院は、かつて雲居寺があった地に寺を建てることにし、徳川家康の支援も受けて造営しました。寺名は高台院の号に由来します。当初は曹洞宗の寺として開かれ、寛永元年(1624年)に臨済宗建仁寺派に改められました。桃山時代の気風を伝える建物や調度が多く、「蒔絵の寺」とも呼ばれます。霊屋や堂内の調度に施された「高台寺蒔絵」は、桃山様式の蒔絵を代表するものです。

境内には国の重要文化財に指定された建物が点在します。秀吉と高台院を祀る霊屋(おたまや)、禅宗様式の開山堂、伏見城から移されたと伝わる茶室の傘亭と時雨亭、偃月池に架かる観月台、表門などです。臥龍池に架かる屋根つきの階段「臥龍廊」(がりょうろう)は、高台寺らしい景色のひとつです。

庭園は国の史跡・名勝に指定され、小堀遠州の作とされます。偃月池(えんげつち)と臥龍池の二つの池を中心に、石組みと築山が配され、桃山時代を代表する庭園のひとつとされています。しだれ桜や萩の名所でもあり、春の桜、初秋の萩、晩秋の紅葉と、季節ごとに表情が変わります。庭の竹林も拝観料の範囲で歩けます。そのほか、北政所ゆかりの品を展示する掌(しょう)美術館、2016年に落慶した礼拝聴聞室「利生堂」、アンドロイド観音「マインダー」なども見どころです。

おすすめは、新緑と紅葉の季節と、夜間特別拝観の時期です。高台寺は、京都で最初に夜間拝観を始めた寺院とされ、特別拝観の期間は17時から22時まで庭園がライトアップされます。拝観時間は通常9時から17時30分(受付は17時まで)です。ゆっくり巡るなら1時間から1時間半ほどを見込むと余裕があります。

周辺は京都有数の散策エリアです。北には八坂神社(約400m)と知恩院(約540m)、南西には清水寺(約750m)があり、歩いて回れます。高台院が晩年を過ごした屋敷に始まる塔頭の圓徳院(北庭は国の名勝)は高台寺のすぐ隣です。高台寺と圓徳院の共通券もあります。

最終更新日 2026年10月27日

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