伊奈波神社

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岐阜県岐阜市

伊奈波神社

伊奈波神社は、岐阜県岐阜市の金華山の麓にある神社。美濃国三宮とされ、五十瓊敷入彦命を祀る。4月の岐阜まつりの舞台で、斎藤道三が現在地に遷した。

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このスポットについて

伊奈波神社(いなばじんじゃ)は、岐阜市の伊奈波通りに鎮座する神社で、稲葉山(金華山)の麓にあります。美濃国三宮とされ、旧社格は国幣小社でした。式内社の論社でもあり、長く岐阜の人々から信仰を集めてきました。 主祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)で、垂仁天皇の第一皇子としてこの地を開拓した神とされます。妃の淳熨斗媛命、母の日葉酢媛命、外祖父の彦多都彦命、臣下の物部十千根命を配祀し、総称して「伊奈波大神」と呼びます。社伝によると、景行天皇14年に武内宿禰が稲葉山北西の椿原(現在の岐阜公園内の丸山)に祀ったのが始まりとされ、壬申の乱では天武天皇が戦勝を祈ったと伝わります。 天文8年(1539年)に斎藤道三が稲葉山城を築いた際、城の鎮守として現在地に移されました。明治24年の濃尾地震で社殿が焼失し、その後、昭和4年から昭和15年にかけて現在の社殿が造営されました。国指定重要文化財の太刀(銘「景依造」)のほか、石造狛犬や木造獅子頭などの県指定文化財を所蔵しています。 境内には、鳥居、神橋、楼門、神門、拝殿、幣殿、本殿のほか、茶室の水月亭、黒龍神社、須佐之男神社、2021年に社殿が再建された岐阜東照宮などがあります。参道から続く長い石段を上ると、木々に囲まれた神門と社殿が現れ、街なかにいながら落ち着いた雰囲気に包まれます。 年中行事では、4月5日の「岐阜まつり」が特に知られ、金神社、橿森神社と共同で行われる祭礼は、岐阜市の無形民俗文化財に指定されています。2月3日の節分祭では、約110本の手筒煙火が奉納されます。参拝の目安は、境内の散策も含めて30分から1時間ほどです。境内への参拝は自由で、参拝料はかかりません。 周辺では、徒歩圏の岐阜城(約1.3キロメートル)がよく知られ、岐阜公園や金華山の散策とあわせて回る人が多いです。長良川沿いの古い町並みにも近く、歴史に親しむ半日コースが組みやすい立地です。

最終更新日 2026年10月26日

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