妙心寺

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京都府京都市右京区

妙心寺

妙心寺は、京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派の大本山。法堂の天井に描かれた狩野探幽の雲龍図や、国宝の梵鐘、四十数か院の塔頭で知られる禅寺。

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このスポットについて

妙心寺は、京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派の大本山です。山号は正法山、本尊は釈迦如来で、平安京の北西部に広い境内を構え、京都の人々からは「西の御所」と呼ばれて親しまれてきました。境内には四十数か院の塔頭が建ち並び、石畳の道と築地塀が続く、禅の寺町ともいえる静かな景観が広がります。 寺の始まりは、花園法皇が離宮の花園御所を禅寺に改めることを願ったことにあります。禅の師である宗峰妙超が推した関山慧玄が開山となり、1342年(康永元年)が開山の年とされています。室町時代には足利義満による寺領没収で一時中絶しましたが、1432年に日峰宗舜が再興しました。その後、応仁元年(1467年)に伽藍を焼失し、雪江宗深が1477年(文明9年)に復興しています。1509年(永正6年)には朝廷から大徳寺と同格の扱いを受け、大徳寺から独立した寺として歩みました。江戸時代に大きく栄え、現在も全国に多くの末寺を持つ臨済宗の中心寺院です。 見どころの一つが、法堂の天井に描かれた狩野探幽筆の雲龍図です。完成までに約8年を要したと伝えられ、堂内に入ると大きな龍が見下ろすような迫力があります。また、698年の銘を持つ梵鐘は国宝で、紀年銘のある鐘としては日本最古とされ、「黄鐘調の鐘」の名で知られます。仏殿・法堂・三門・大方丈・小方丈・浴室などの建物は重要文化財に指定され、妙心寺庭園と玉鳳院庭園は国の史跡・名勝です。浴室は「明智風呂」とも呼ばれ、明智光秀の菩提を弔うために建てられたと伝わります。 塔頭では、国宝「瓢鮎図」を所蔵する退蔵院(作品は京都国立博物館に寄託)が知られます。塔頭の拝観には、個別に拝観料が必要です。本坊の拝観は、公式サイトによれば9時から16時(受付は15時30分まで)で、拝観料は大人500円、小中学生200円です。公式サイトには、大庫裏の工事のため令和6年5月から約2年間は拝観場所が法堂のみになるとの案内があるので、訪問前に最新の状況を確かめてください。境内には生活道路が通っており、24時間開放されていて自由に散策できます。 所要時間の目安は、法堂の拝観だけなら30分ほど、塔頭も巡るなら1時間から2時間ほどです。アクセスは、南門がJR嵯峨野線の花園駅から徒歩約5分、北門が市バス26系統の「妙心寺北門前」から徒歩約2分です。周辺には、約1.1km離れた仁和寺や約1.3km離れた龍安寺があり、右京区の禅寺と古刹を一日で歩いて回るコースが組めます。

最終更新日 2026年10月26日

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