大和神社

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奈良県天理市

大和神社

大和神社は、奈良県天理市にある神社。日本大国魂大神を祀る名神大社で、戦艦大和の艦内に分霊が祀られたゆかりでも知られ、毎年4月1日のちゃんちゃん祭は県の無形民俗文化財に指定されている。

ABOUT

このスポットについて

大和神社は、奈良県天理市新泉町に鎮座する古社です。中殿に日本大国魂大神(倭大国魂神)、左殿に八千戈大神、右殿に御年大神を祀り、本殿は春日造の三殿が並ぶ形をとっています。「やまと」の国魂を祀る神社として、『延喜式』神名帳では名神大社に列し、白河天皇の時代には二十二社の一つに数えられました。

社伝では、崇神天皇6年の創建とされます。もとは天照大神とともに宮中で祀られていた倭大国魂神を、崇神天皇の時代に宮中の外に出して祀り直したのが始まりです。最初の鎮座地は現在地の東方、桜井市の穴師・箸中付近とみられ、のちに現在地へ遷ったとされますが、その時期は分かっていません。持統天皇が藤原京の造営にあたって奉幣し、伺いを立てたとも伝わり、寛平9年(897年)には正一位の神階を受けています。奈良時代には、遣唐使が唐へ旅立つ前に参詣し、交通安全を祈ったとされます。境内には、遣唐使の旅の安全を詠んだ山上憶良の万葉歌を刻む好去好来歌碑も建てられています。

平安京への遷都や藤原氏の隆盛、1118年の火災などで勢いは衰え、天正11年(1583年)の火災で神領の書類を失い、中世には社領をすべて失いました。明治4年(1871年)に官幣大社となり、江戸時代に寺院様式に改められていた社殿は、新しく造営されています。

現代の大和神社を語るうえで欠かせないのが、戦艦大和とのゆかりです。戦艦大和には、当社の祭神の分霊が艦内神社として祀られていました。昭和20年(1945年)4月7日の坊ノ岬沖海戦で大和が沈没した際の戦死者、第二艦隊司令長官の伊藤整一中将以下2736名は、末社の祖霊社に合祀されています。昭和44年(1969年)には戦艦大和記念塔が建てられ、昭和47年(1972年)には軽巡洋艦矢矧と駆逐艦8隻の戦没者985名も合祀され、この海戦の戦死者3721柱が祀られています。境内には戦艦大和展示室と、ゆかりの碑があります。

祭りで知られるのが、毎年4月1日のちゃんちゃん祭です。祭礼の行列は神社を出発し、岸田の市場にある腰掛け石で休んだあと、山辺郡と式上郡の境界付近を歩いて、中山大塚古墳の近くにあるお旅所へ向かいます。2018年に奈良県指定無形民俗文化財となりました。ほかに、1月4日の御弓始式、6月30日の茅の輪くぐりなどの行事があります。

近くには、全長70mの前方後円墳・星塚古墳もあります。国魂を祀る古社の歴史と、近代の戦争の記憶の両方に触れられる場所です。石上神宮(約3.2km)や大神神社(約4.9km)と組み合わせると、大和の古社めぐりが成り立ちます。

最終更新日 2026年10月30日

FAQ

大和神社についてよくある質問

大和神社へのアクセスは?
所在地は奈良県天理市新泉町306です。 最寄駅はJR桜井線 長柄駅です。 JR桜井線「長柄駅」から徒歩約5分。近鉄・JR天理駅から桜井駅行きバスで約10分「大和神社前」下車、徒歩約5分。
大和神社の連絡先は?
電話番号:0743-66-0044

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