国泰寺

SPOT

富山県高岡市

国泰寺

国泰寺は、富山県高岡市太田にある臨済宗国泰寺派の本山。月泉庭の巨石と放生池、貞享3年(1686)建立の大方丈などが見どころで、北陸三十三ヶ所観音霊場の第24番札所でもある。

ABOUT

このスポットについて

国泰寺は、富山県高岡市太田の山あいにある臨済宗国泰寺派の本山です。山号は摩頂山、本尊は釈迦如来です。北陸三十三ヶ所観音霊場の第24番、越中観音霊場の第3番の札所としても知られ、静かな禅寺の境内に多くの伽藍が並んでいます。 歴史は鎌倉時代にさかのぼります。1296年に開山の慈雲妙意が二上山に草庵を結んだのが始まりとされ、1304年に寺として開創されたと伝わります。戦国時代には守山城をめぐる戦乱で焼失しましたが、在地の領主の支援によって復興しました。江戸時代には幕府のもとで高い寺格を与えられました。明治になるといったん他の臨済宗の派に統合されましたが、山岡鉄舟の助けも得て、1905年に国泰寺派として独立しました。 見どころの中心は、月泉庭と放生池(龍淵池)を囲むように配された伽藍群です。公式サイトによれば、月泉庭は京都の小川寿一氏の作とされ、中央に据えられた約42トンの巨石は、庭石として日本一ともいわれます。庭の石は二上山の砂岩で、つくばいには滋賀県の永源寺石、砂には京都の白川砂が用いられています。境内には、1686年建立の大方丈をはじめ、総門、勅使門、三門、法堂、観音堂、坐禅堂、庫裡、天皇殿、開山堂、鐘楼、経蔵、1981年に再建された利生塔などが並びます。後醍醐天皇や後村上天皇、光明天皇、後奈良天皇の御宸筆、山岡鉄舟の屏風といった寺宝が伝わりますが、寺宝の常設展示は行われていません。境内は約1万平方メートルで、総門の額は明の高泉和尚の筆によるものと伝えられます。 年間を通じて行事も営まれ、5月8日の降誕会、6月2日・3日の開山忌、11月12日・13日の法燈忌などがあります。開山忌と法燈忌には虚無僧が参列し、尺八が奉納されます。参拝の際は、庭園を眺めながらゆっくり境内を一回りするのがおすすめで、御朱印は御朱印受付で扱っています。 周辺では、約2.8km先の国定公園・雨晴海岸、約5.8km先の氷見市潮風ギャラリー、約6.3km先のひみ番屋街が近く、海の景色と食を組み合わせた半日の行程が組めます。拝観時間や境内の状況は変わることがあるため、訪れる前に公式サイトで確認すると安心です。

最終更新日 2026年10月24日

このスポットをシェアする

NEARBY

近くのおすすめスポット

あわせて訪れたい、周辺の見どころ。

MORE TO EXPLORE

富山県をもっと知る

姉妹サイトで、同じ地域の別の魅力も訪ねてみませんか。