高崎山自然動物園

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大分県大分市

高崎山自然動物園

高崎山自然動物園は、大分県大分市の高崎山麓にある、野生のニホンザルの群れを間近で観察できる動物園。1953年開園で、B群・C群の2つの群れが知られる。

ABOUT

このスポットについて

大分市と別府市の境にそびえる高崎山。その山麓にある高崎山自然動物園は、檻も柵のない「サル寄せ場」に、野生のニホンザルが山から下りてきて集まる場所です。動物園といっても飼育しているのではなく、山に暮らす群れが毎日のように姿を見せるのを、人間のほうが見学させてもらう構図が、この施設のいちばんの特徴です。正式には瀬戸内海国立公園高崎山自然動物園といい、大分市高崎山管理公社が管理運営しています。

始まりは戦後間もない1952年。農作物を荒らすサルの被害に悩んだ当時の大分市長・上田保が、駆除ではなく餌付けによる観光資源化へと方針を転じ、翌1953年3月に開園しました。開園時の群れは220頭ほどでした。同じ年に高崎山のサル生息地は国の天然記念物に指定され、1955年には火野葦平の小説『ただいま零匹』が新聞に連載されて全国に名が知られるようになりました。宮崎県の幸島と並び、日本のサル学が育った地ともいわれます。

現在見られる群れはB群とC群の2つで、時間をずらして現れます。おおむね午前にC群、午後にB群が来るとされ、餌やりの時間は毎時0分と30分です。群れの頭数は一時2,000頭を超えたため、餌を減らして800頭程度に抑える運営が続けられており、公式サイトには2025年12月時点でB群514頭、C群246頭、合計760頭と掲載されています。群れの勢力図によっては、出現する群れや時間が変わる日もあります。

見どころは、群れの序列です。かつては「ボス猿」と呼ばれた第1位のオスは、2004年に「αオス」、2021年7月からは「第1位」という呼び方に改められました。A群初代のジュピターは高崎山の象徴で、その骨格標本は入場無料の「高崎山おさる館」に展示されています。2021年にはメスのヤケイが初めて第1位となり話題になりました。また、その年に最初に生まれた子ザルには、1984年から世相にちなんだ名前がつけられ、「キズナ」「レイワ」「アマビエ」などの例があります。寒い季節にサルが身を寄せ合う「さるだんご」も人気です。

入口からサル寄せ場までは、スロープカー「さるっこレール」で約4分。歩いても行けます。東九州自動車道の上には、サルが行き来できる「おさるの橋」も設けられており、人間とサルが共存するための工夫がうかがえます。営業時間は9:00〜17:00(入園は16:30まで)で、毎年11月の第3土曜日は入園無料の日です。

群れが出ていない日もあるため、公式サイトの「サル出現」の表示を確認してから出かけると確実です。見学の所要時間は1〜2時間が目安。すぐ近くに大分マリーンパレス水族館「うみたまご」があり、駐車場を共用しているので、あわせて回る家族連れも多くなります。公共交通では大分交通バスの「高崎山」で下車します(JR別府駅から約15分)。車は東九州自動車道の大分ICまたは別府ICから約25分です。

最終更新日 2026年11月1日

FAQ

高崎山自然動物園についてよくある質問

高崎山自然動物園へのアクセスは?
所在地は大分県大分市神崎3098-1です。 最寄駅は大分駅(JR日豊本線)です。 大分交通バス「高崎山」下車(JR別府駅から約15分)。車は東九州自動車道 大分ICまたは別府ICから約25分
高崎山自然動物園の営業時間は?
営業時間:9:00〜17:00(入園は16:30まで)
高崎山自然動物園の連絡先は?
電話番号:097-532-5010 公式サイト:https://www.takasakiyama.jp/

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