音止めの滝

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静岡県富士宮市

音止めの滝

音止めの滝は、静岡県富士宮市の芝川本流にある落差約25m、幅約5mの滝。白糸ノ滝とともに日本の滝百選に選ばれ、曽我兄弟の仇討ちの伝説から名がついたといわれる。周辺には曾我兄弟ゆかりの隠れ岩もある。

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このスポットについて

音止めの滝は、静岡県富士宮市上井出にある滝です。富士山の西麓を流れる芝川の本流にかかり、落差は約25m、幅は約5mあります。近くの白糸ノ滝が湧水の細い流れを幾筋も落とす繊細な姿なのに対し、音止めの滝は豪快で雄々しい滝として知られ、両者は対照的です。白糸ノ滝とともに「日本の滝百選」に選ばれており、国の名勝・天然記念物にも指定されています。 滝の名は、『曽我物語』に伝わる曽我兄弟の仇討ちの話に由来するといわれます。源頼朝が催した富士の巻狩りのとき、曽我祐成・時致の兄弟は父の仇である工藤祐経を討とうと相談していましたが、滝の轟音で話し声がかき消されてしまいました。兄弟が神に祈ると、たちまち水音が止んで話ができるようになり、のちに本懐を遂げたと伝えられています。「音止め」という名前は、このときの伝説にちなんだものです。 滝の周辺には、この物語にゆかりのある場所が点在しています。滝の東側には曽我兄弟が身を潜めたとされる「曾我の隠れ岩」があり、工藤祐経の墓や、頼朝が髪を整えたと伝わる泉も近くにあります。滝そのものの迫力とあわせて、鎌倉時代の物語に思いをはせながら歩けるのも、ここならではの楽しみです。 見どころは、落差約25m、幅約5mの流れが落ちる豪快な姿です。白糸ノ滝は高さ約20m、幅約150mの岩壁から毎秒約1.5トンの湧水が幾筋もの細い流れとなって落ちるため、二つの滝を続けて見ると、その違いがよく分かります。 滝を眺めるだけなら10分ほど、白糸ノ滝と合わせて回る場合は30分から1時間ほどが目安です。音止めの滝は、白糸ノ滝の駐車場から白糸ノ滝へ向かう途中にあり、両方を続けて見学できます。白糸ノ滝(約130m)が、すぐ近くの掲載済みスポットです。 アクセスは、車の場合は東名高速道路の富士ICまたは新東名高速道路の新富士ICから約30分、電車とバスの場合はJR富士宮駅から富士急静岡バスで約30分です。ゴールデンウィークなどの行楽シーズンは混雑する時期とされるため、時間に余裕を持って出かけると安心です。

最終更新日 2026年10月22日

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