三嶋大社

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静岡県三島市

三嶋大社

三嶋大社は、静岡県三島市にある伊豆国一宮。源頼朝が源氏再興を祈った社として知られ、国の重要文化財の社殿や天然記念物の金木犀、国宝の梅蒔絵手箱ゆかりの宝物で名高い。

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このスポットについて

東海道の旧宿場町・三島の中心に、深い社叢を背負って鎮まる伊豆国一宮が三嶋大社です。祭神は、山や農産の守護神とされる大山祇命と、恵比須様として親しまれ福徳の神と仰がれる積羽八重事代主神の二柱で、あわせて三嶋大明神と呼ばれます。創建の時期は分かっていませんが、伊豆の島々の噴火による造島への信仰や、伊豆と島々を結ぶ海上交通への信仰から生まれたと伝えられ、平安時代中期の延喜式では名神大社に列せられました。

歴史の上で最も名高いのは源頼朝との結びつきです。伊豆に流されていた頼朝は源氏の再興を三嶋の神に祈り、願いがかなってからは社領や神宝を寄せました。『吾妻鏡』の治承4年(1180年)の記事は、現在の地にこの社があったことが確かな最古の記録とされています。以後も鎌倉幕府や後北条氏など武家の崇敬を集め、江戸時代には東海道に面し、伊豆へ向かう下田街道の起点にあたったため、三嶋大明神の名は旅人にも広く知られました。頼朝の妻・北条政子の奉納と伝わる国宝の梅蒔絵手箱も当社の宝物で、現在は東京国立博物館に寄託され、境内の宝物館には復元品が展示されています。

現在の本殿・幣殿・拝殿は、安政の東海地震で被災したのちに再建され、慶応2年(1866年)に落成した権現造の社殿で、国の重要文化財です。神門と舞殿は慶応3年の竣工で、いずれも三島市の指定文化財。小沢派による精緻な彫刻が見どころで、舞殿には二十四孝を題材にした彫刻もあります。神馬舎の神馬は、毎朝神様を乗せて箱根山に登るという言い伝えがあり、子供の成長と健脚を祈る風習が今も伝わっています。

秋に訪れるなら、境内の金木犀(ウスギモクセイ)を見逃せません。国の天然記念物で、樹齢は約1200年と推定され、9月上旬と下旬の2度満開を迎えることで知られます。淡い黄色の小さな花と甘い香りが、神門の内側にただよいます。神池は、源頼朝が元暦2年(1185年)に放生会を行った場所として『吾妻鏡』に記されています。

行事も多い神社です。例祭は8月16日で、前後の15日から17日にかけて三島夏祭りがにぎわい、17日には流鏑馬神事が行われます。1月7日のお田打ち神事は静岡県の無形民俗文化財です。参拝は夜間も自由ですが、境内の駐車場や社務所・売店などの営業は、通常、朝8時30分ごろから夕方17時ごろまでです。

行き方は、伊豆箱根鉄道駿豆線の三島田町駅から徒歩約5分、JR三島駅からは徒歩約10分です。車では有料駐車場を利用しますが、大晦日から正月三が日と夏祭りの期間は、境内の駐車場が閉鎖されます。境内をじっくり巡るなら、宝物館も含めて時間にゆとりを持つと安心です。周辺では、車で足を延ばせる三島スカイウォークや沼津港深海水族館、沼津港と組み合わせると、一日の旅程になります。

最終更新日 2026年11月2日

FAQ

三嶋大社についてよくある質問

三嶋大社へのアクセスは?
所在地は静岡県三島市大宮町2-1-5です。 最寄駅は三島田町駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)です。 伊豆箱根鉄道駿豆線 三島田町駅から徒歩約5分、JR三島駅から徒歩約10分。バスは「大社前」下車すぐ。車は県道22号沿いの有料駐車場(大晦日から三が日と夏祭り期間は境内駐車場が閉鎖)
三嶋大社の営業時間は?
営業時間:参拝は夜間も自由

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