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このスポットについて
浮世絵 太田記念美術館は、東京都渋谷区神宮前にある、浮世絵を専門とする私設の美術館です。原宿の竹下通りや表参道からほど近い場所にありながら、和風の落ち着いた展示環境で、にぎやかな街を歩いたあとに作品とじっくり向き合えます。
美術館は昭和55年(1980年)1月に開館しました。母体となったのは、東邦生命保険相互会社の会長などを務めた五代太田清蔵が集めた浮世絵のコレクションです。開館に先立つ昭和52年(1977年)11月から、銀座の東邦生命ビル内に仮設の会場を設けて展示を行っていました。太田清蔵がボストン美術館で体験した、和風の落ち着いた展示の雰囲気を取り入れていることも、この美術館の特色です。
所蔵作品は1万2千点を超え、毎年新しい作品が加わっています。内訳は、肉筆浮世絵が約500点、浮世絵版画が約1万点、版本や骨董品が約200点です。そのほか、旧鴻池コレクションの扇面画約900点や、浮世絵研究者の長瀬武郎から寄贈された約650点もあります。主な作品には、鈴木春信の「風流うたひ八景」や、葛飾北斎の肉筆「雨中の虎図」などが知られています。
この美術館には常設展示がなく、そのときどきのテーマに沿った特別展を開催しています。月ごとにテーマを変えた特別展を年に12回開いており、展示期間ごとに異なる作品を見られます。時期を変えて何度か訪ねるのもよいでしょう。
見学の所要時間は、じっくり見て1時間前後が目安です。開館時間は10時30分から17時30分(入館は17時まで)で、月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始が休館です。入館料や売店での支払いは現金のみとされています。最新の展覧会や休館日は、必ず公式サイトで確かめてから出かけましょう。
周辺には東郷神社や明治神宮があり、原宿の散策と合わせて訪れやすい立地です。なお、美術館に駐車場はないため、公共交通機関をご利用ください。
最終更新日 2026年10月28日
