瑞巌寺

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宮城県宮城郡松島町

瑞巌寺

瑞巌寺は、宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺院。日本三景・松島にあり、伊達政宗が慶長年間に全面改築した桃山様式の本堂と庫裏及び廊下が国宝に指定されている。

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このスポットについて

瑞巌寺は、宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺院で、山号を含めた正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺という。日本三景の一つ松島にあり、参道の先に境内が広がる。伊達政宗が造営した桃山様式の本堂(旧方丈)と庫裏及び廊下が国宝に指定されている。 寺の創建は、天長5年(828年)に淳和天皇の勅願寺として円仁が開いた天台宗の延福寺に始まると伝えられるが、確かな史料は乏しい。鎌倉時代に執権の北条時頼が禅宗に改め、円福寺となった。戦国時代の終わりには廃墟同然にまで衰えたが、伊達政宗が慶長9年(1604年)から慶長14年(1609年)にかけて全面的に改築し、寺名も松島青龍山瑞巌円福禅寺と改めた。現在の伽藍はこのときのものである。明治維新後の神仏分離と廃仏毀釈で所領を失い、建物の多くが荒廃したが、1876年(明治9年)の明治天皇の巡幸で下賜金があり、その後徐々に財政難を脱した。2008年から2018年まで「平成の大修理」が行われ、2018年6月24日に落慶法要が営まれた。 見どころは、1953年に国宝に指定された本堂と、庫裏及び廊下である。本堂の障壁画は紙本金地著色の松孔雀図や文王呂尚図などからなり、国の重要文化財に指定されている。御成門、中門、五大堂、木造五大明王像も重要文化財である。境内には、伊達政宗の手植えと伝わる紅白2本の臥龍梅(県指定天然記念物)や、町指定の老杉がある。寺は奥州三十三観音霊場の6番札所でもある。宝物館「青龍殿」には障壁画の原本が収蔵・展示されており、本堂の上段の間と上々段の間を部屋ごと再現した特設室もある。 松尾芭蕉が元禄2年(1689年)に参詣したことにちなみ、毎年11月の第2日曜日には芭蕉祭が行われる。大晦日には火防鎮護の祈祷である火鈴巡行があり、除夜の鐘は一般の参拝者も撞くことができる。2011年の東日本大震災の津波は境内にも及び、参道の杉並木の多くが枯れて、約300本が伐採された。 拝観は、開門が毎月8時30分で、閉門時間は月によって異なり、最終受付は閉門の30分前である。公式サイトでは、拝観の所要時間の目安は30分から40分ほどとされている。専用の駐車場はないため、JR仙石線の松島海岸駅から歩いて向かうのが分かりやすい。周辺には、同じ松島町にある円通院や、日本三景として知られる松島の海辺がある。

最終更新日 2026年10月22日

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