宝厳寺

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滋賀県長浜市

宝厳寺

宝厳寺は、滋賀県長浜市の琵琶湖に浮かぶ竹生島にある真言宗豊山派の寺。日本三大弁天の一つに数えられ、国宝の唐門や西国三十三所第30番札所の観音堂で知られる。

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このスポットについて

宝厳寺は、琵琶湖の北部に浮かぶ竹生島にある真言宗豊山派の寺院です。山号は巌金山で、本尊は秘仏の大弁才天。日本三大弁天の一つに数えられ、西国三十三所の第30番札所でもあります。島全体が国の名勝・史跡に指定されており、船でしか渡れない湖上の聖地として古くから信仰を集めてきました。 開創は奈良時代にさかのぼると伝わります。神亀元年(724年)に聖武天皇が夢告げを受け、行基が島に堂を建てたという伝承があり、931年成立の『竹生島縁起』には天平10年(738年)に行基が訪れて四天王を祀ったと記されています。平安時代前期に延暦寺の傘下に入って天台寺院となり、隣の都久夫須麻神社と一体となった神仏習合の島として栄えました。中世以降は火災と再建を繰り返し、慶長7年(1602年)には豊臣秀頼の命を受けた片桐且元が伽藍を復興しています。明治の神仏分離で寺と神社が分かれ、現在の本堂(弁才天堂)は1942年に建てられたものです。 見どころの第一は、国宝の唐門です。極彩色の彫刻をほどこした桃山時代の華やかな門で、豊国廟から移されたと伝わります。唐門から続く観音堂は檜皮葺の入母屋造で、傾斜地に建つ懸造。秘仏の千手観音は原則として60年に一度だけ開扉されます。観音堂とつながる渡廊(舟廊下)は重要文化財で、豊臣秀吉の御座船の材を使ったという言い伝えがあります。このほか、鎌倉時代後期の石造五重塔、2000年に再建された三重塔、西国三十三所の本尊を模した観音像をまつる観音奉安殿、宝物殿などがあります。本堂には荒井寛方による壁画が描かれています。 島へは琵琶湖汽船の定期船で渡ります。長浜港からは琵琶湖汽船で約30分、今津港からは約25分、彦根港からはオーミマリンの船で約45分です。運航時間は季節によって変わるため、帰りの船の時刻を事前に確認しておくと安心です。島内の見学は1時間ほどが目安です。 出発前後に長浜市街へ足を延ばし、黒壁スクエアなどの町歩きを組み合わせると、1日で湖北の魅力をたっぷり味わえます。

最終更新日 2026年10月25日

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