丹生都比売神社

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和歌山県かつらぎ町

丹生都比売神社

丹生都比売神社は、和歌山県かつらぎ町の天野の里にある神社。高野山の地主神として知られ、楼門と本殿4棟は重要文化財。「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産の構成資産。

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このスポットについて

丹生都比売神社は、和歌山県伊都郡かつらぎ町の天野盆地にある神社です。高野山の北西に位置し、高野山の地主神を祀る神社として知られています。紀伊国一宮を称し、平成16年(2004年)に「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界遺産に登録されました。 祭神は四所明神と呼ばれ、第一殿に丹生都比売大神、第二殿に高野御子大神、第三殿に大食津比売大神、第四殿に市杵島比売大神が祀られています。創建の年代はわかっていませんが、『日本三代実録』(859年)に国史での初見があり、『延喜式』の神名帳では名神大社に列しました。明治以降は県社、のち官幣大社となっています。 高野山との結びつきは深く、空海が金剛峯寺を建てる際に神領を譲られたという伝説があります。白と黒の二頭の犬が空海を高野山へ導いたという話も伝わります。神仏習合の時代には、高野山に参詣する前にまずこの社に参拝する習わしでした。 見どころは、室町時代中期の建造とされる楼門と、一間社春日造の本殿4棟が並ぶ朱塗りの社殿です。楼門と本殿はいずれも国の重要文化財で、杉木立に囲まれた境内に、朱の社殿が映えます。鏡池に架かる太鼓橋の輪橋は、慶長年間に淀殿が寄進したと伝わります。境内入口付近の二つ鳥居は、高野山の町石道との分岐にあり、国の史跡です。また、国宝の銀銅蛭巻太刀拵は東京国立博物館に寄託されています。 神社では、ご神犬の「すずひめ」と「大輝」が知られています。公式サイトによると、毎月16日の月次祭とあわせて、ご神犬が公開されます。10月16日の例祭(秋の大祭)も行われています。境内から続く町石道や三谷坂は、同じく世界遺産の参詣道で、古道歩きを楽しむ人も訪れます。 訪れるなら、新緑や紅葉のころが落ち着いて歩きやすいでしょう。参拝と境内の散策で1時間から1時間半ほどが目安です。公共交通は本数が限られるため、事前に時刻を確かめてください。 アクセスは、JR和歌山線の笠田駅からかつらぎ町コミュニティバス(天野コース)で約30分、終点の「丹生都比売神社」で下車すぐです。周辺の見どころとしては、世界遺産の高野山・金剛峯寺が約7.9km離れた場所にあり、高野山参詣とあわせた旅程が組めます。

最終更新日 2026年10月23日

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