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このスポットについて
本能寺は、京都市中京区の寺町通に面する法華宗本門流の大本山です。1582年(天正10年)に織田信長が家臣の明智光秀に襲われた「本能寺の変」の舞台として全国に知られています。ただし、変の当時の本能寺は現在地とは別の場所にあり、今の寺は京都市役所のすぐ近く、にぎやかな市街地の一角で静かに歴史を伝えています。 寺の始まりは1415年(応永22年)、日隆が「本応寺」を開いたことにさかのぼります。1433年に本能寺と改められ、1536年の天文法華の乱では焼き討ちに遭いましたが、1545年に日承が再建して寺勢を広げました。1582年の本能寺の変で堂宇を焼失したのち、1591年から1592年にかけて豊臣秀吉の命で現在の地に移されます。その後も1788年の天明の大火、1864年の禁門の変(どんどん焼け)で焼け、現在の本堂は1928年に天沼俊一の設計で再建されたもので、国の登録有形文化財になっています。 境内の見どころは、織田信長公御廟所です。信長の三男・織田信孝が建立したと伝えられ、境内の一角にあります。ほかに、本能寺の変で亡くなった森蘭丸ら114名の家臣を祀る合祀墓、天明の大火のときに水が吹き出して火を防いだと伝わる「火伏せのイチョウ」があります。大寶殿宝物館では、信長ゆかりの茶道具や書状、「三足の蛙」香炉などが公開されています。 境内は6時から17時まで年中無休で、拝観は無料です。大寶殿宝物館は9時から17時(入館は16時30分まで)で、休館日は年末年始と展示替えの日とされています。境内だけなら30分ほど、宝物館までじっくり見るなら1時間から1時間半を目安にするとよいでしょう。地下鉄東西線の京都市役所前駅のすぐそばなので、買い物や食事とあわせて立ち寄りやすい場所です。 周辺には、京の台所として知られる錦市場(約660m)、八坂神社(約1.2km)、京都ハンディクラフトセンター(約1.4km)があります。寺町通や河原町の商店街を歩きながら、信長最期の地にまつわる歴史を振り返る半日の散策に向いています。
最終更新日 2026年10月25日
